【報道発表】全国中小企業クラウド実践大賞、株式会社atsumelが総務大臣賞を受賞
2020年2月13日
一般社団法人クラウド活用・地域ICT投資促進協議会
全国中小企業クラウド実践大賞、株式会社atsumelが総務大臣賞を受賞
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クラウド実践大賞実行委員会は、2月12日、東商グランドホールで「全国中小企業クラウド実践大賞」全国大会を開催しました。中小企業・小規模事業者10社による公開プレゼンテーションを行い、この中から株式会社atsumelが総務大臣賞を受賞しました。
本大会では、昨年11月の「全国中小企業クラウド実践大賞」地方大会(和歌山、金沢、盛岡、長野、福岡で開催)に参加した中小企業等48社の中から選ばれた10社が、自ら推進する収益力向上や経営効率化を実現したクラウドサービス実践事例を発表しました。
今回発表した10社の中から、総務大臣賞は株式会社atsumel(愛知県名古屋市)が受賞し、寺田総務副大臣から表彰状と記念品の贈呈を行いました。
また、日本商工会議所会頭賞はダイヤ精機株式会社(東京都大田区)が受賞し、三村日本商工会議所会頭から表彰状と記念品の贈呈を行いました。
当委員会としては、今回受賞したクラウドサービス実践事例をはじめ、本大賞の趣旨を踏まえて登録のあった事例(54件)について、当委員会の構成員が主催する中小企業・小規模事業者等に対するデジタル化促進を目的としたセミナー活動等においてユーザ企業の取り組みとして紹介していきます。
(※)本大賞は、2018年度に「全国クラウド活用大賞」として開催しており、総務大臣賞は「株式会社お掃除でつくるやさしい未来」(福岡県春日市)が受賞しました。
■全国中小企業クラウド実践大賞 受賞一覧(全10社)
※括弧内:左から所在地、業態、従業員数、地方大会での受賞歴
総務大臣賞:(株)atsumel
クラウド実践により顧客情報を共有し、ニーズを踏まえた営業で商談化率を向上
(愛知県名古屋市、不動産コンサルティング、7名、長野市長賞)
日本商工会議所会頭賞:ダイヤ精機(株)
クラウド実践による情報共有から生産性を向上させ、強味である納期対応力を強化
(東京都大田区、測定器製造、25名、九州総合通信局長賞)
全国商工会連合会会長賞:(株)航和
クラウド実践により事務作業の効率化で、介護現場の離職率を改善
(岩手県雫石町、介護施設・介護保険サービス事業所運営、58名、東北総合通信局長賞)
全国中小企業団体中央会会長賞:(株)コスモテック
クラウド実践により見積もり工数の可視化、ミスや誤発注を防止し黒字化を実現
(愛知県名古屋市、プレス機器の保守、27名、信越総合通信局長賞)
クラウド活用・地域ICT投資促進協議会理事長賞:(株)ジェイ・バン
一人で営業から事務をクラウド連携で自動化し、その仕組みを全国の自宅起業家と共有し収益化
(富山県富山市、研修・コンサルティング、1名、北陸総合通信局長賞)
クラウドサービス推進機構理事長賞:(株)竹延
日本の建設現場をクラウドシステムで見える化し、事務コストを削減
(大阪府大阪市、専門塗装・外装リニューアル工事、136名、和歌山市長賞)
日本デジタルトランスフォーメーション推進協会会長賞:(株)マックスヒルズ
クラウド実践により15人の中小企業が新規事業でゼロから市場を創出
(大阪府大阪市、紹介クチコミキャンペーンアプリ事業、15名、近畿総合通信局長賞)
審査員特別賞:日美装建(株)
クラウド実践により現場情報を共有し、清掃現場への訪問回数を削減して赤字を解消
(北海道札幌市、オフィスビル等への清掃員派遣、300名、福岡市長賞)
審査員特別賞:松月産業(株)
クラウド実践により販売管理、顧客情報管理、情報共有で収益力向上と経営効率化を実現
(宮城仙台市、ビジネスホテルチェーン、240名、盛岡市長賞)
審査員特別賞:(株)小松電業所
スモールスタートからのクラウド実践によりスマートファクトリー・スマートワークを実現
(石川県小松市、産業機械制御装置の製造、355名、金沢市長賞)
■全国大会の様子
受賞企業と、寺田総務副大臣、三村日本商工会議所会頭など関係者一同
【クラウド実践大賞実行委員会について】
クラウド実践大賞実行委員会は、地域の中小企業・小規模事業者等による収益力向上・経営効率化を実現するクラウドサービス実践事例を普及展開すること目的とし、令和元年7月に設立した任意団体です。
構成員:日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会
(一社)クラウド活用・地域ICT投資促進協議会【事務局】
(一社)クラウドサービス推進機構
(一社)日本デジタルトランスフォーメーション推進協会
※ 働き方改革推進コンソーシアムは公的団体会員として本活動を支援しております。